• ■ 日 時  平成15年6月23日(月)
              午後6時00分~午後8時00分
    • ■ 場 所  商工会館 役員会議室(新館4階)
    • ■ 定例会の概要
      • テーマ
      • 「平成16年度行政(相模原市、神奈川県)に対する意見・要望活動の主要テーマに関する意見交換会」
        • <意見等>
          • 地元中小企業が参加できるPFIの仕組みが欲しい。現在は大手企業のみが実施してしている。
            なぜできないかを考えてみるとネックなのは資金問題である。
            市も今後PFI方式を採用すると思うので、地元中小企業が参加できる仕組みが欲しい。
          • 何とか、地元中小企業が参加できるPFIの仕組みを考えている。例えば、中小企業の組合が団結するとか、、、しかし、金融機関がOKしてくれそうにない。
          • 教育、新交通等さまざまなシンポジウムに参加したが、出席するメンバーはいつも同じ顔ぶれが多く、地元の住民意識が薄い。
            愛着がないと思う。産業界から何かしかけができないか?
          • 失業率が高いのは分母が住民だから。相模原市に住んでいる人が失業しただけで、実際は横浜・東京に勤務している。
            人口高齢化は目先の視野ではだめ。開業率も高いが一方では休業状態も多い。
          • 相模原市の人口規模に比したブランドづくりが必要。相模原市の魅力をアピールするための「ビックイベント」も必要と思う。
          • 相模原市は地盤がいい。「宇宙と~ まちづくり」という政策提言を過去に行った。
            今、合併問題も盛り上がってきているが国の施策の為に行うのではNG。
            津久井の魅力は「緑」である。次代への財産であり相模原の新魅力と考えたい。
            RC、税理士会、法人会はすでに相模原市・津久井4町が一つとなっており、町田・愛川町とは異なり一体感がある。
          • 市民のまちづくりというが、必ずしも1つにまとめることがよいのか判断できない。
            少年野球・ダンス等、市民同志が水面下ではつながっており住民の帰属意識もあると思う。
          • 相模原市の企業家は、ポジティブでなく、ただ何となくきて、何となくやってたら成功した例が多いように感じる。
            今後は、産業都市としての顔、すなわち「敗者復活」都市宣言をし雑草からめばえる新しい企業家を育てるような施策がほしい。そのためにも、「目利き制度」を創設し、若い企業家(第2・3世代)にはやく事業継承させる。
          • 相模原市の閉鎖性はNG。オープン性にかけているところを打破して、新しい芽をつくりだすような仕組みが欲しい。
          • 地域の「活」情報の発信による市民が誇りをもてるような提案が必要である。
          • 県下での相模原市の位置付けが違う。人口は県下3番目であるのに、県の会議に出席すると、席順が最後の方である。
          • ペイントハウス、ブックオフの経営者はすばらしい。
            市内の経済界は相模原市内のネットワークが中心であるが上記2社は全国区である。2社のような人材を結集して、「知的財産の共有都市」を旗揚げしたらどうか。
          • 非エリート外国人の居住率が高い。異質を拒まない土壌であるといえる。
            試作開発、テストマーケティングできる都市でもある。「非エリート」をキーワードにするのも良いと思う。
          • 公設市場、市内企業への優先発注、地元企業が受注可能なPFIを施策に取り入れて欲しい。
          • 行財政改革が必要である。
          • まとめ方としては中長期をもとに短期を考えること。先行投資型予算が良い。
            相模原市は物価が安いし入札価格も他市より安価である。東京を100とすると、98が神奈川、95が相模原市の水準。
            青山学院が相模原市にくるとき「相模原スタンダード」というコンセプトを掲げていた。これをヒントにして「新相模原スタンダード」を策定していきたい。