- ■ 日 時 平成15年7月16日(水)
午後6時15分~午後8時00分 - ■ 場 所 商工会館 役員会議室(新館4階)
- ■ 定例会の概要
- テーマ
- 「相模原市新都市農業創出特区に関する意見交換会」
- (1)市農政課による「相模原市新都市農業創出特区」に関する説明
- (2)意見交換会(質疑応答等)
- 都市全体を考えた特区なのか。特区により二次・三次産業への影響はどのように考えるのか。経済力をつけて採算性を考えると難しいのではないか。
- 採算があわなければ参入しないであろう。
- 仕掛けをうまくやらないと、駅前周辺の開発と同じになる。採算はトントンで趣味程度でもよいのではないか。
- 土地利用の将来性…農家は厳しい。市民企業に期待している。
- <意見>
荒廃地の利用法…農業公園
産業としての農業は非常に厳しい(交通インフラの充実のより朝取り野菜がスーパー開店時に並ぶ時代)。楽しい農業はできるが、産業に結びつけるのは困難である。 - <意見>
究極的に荒廃地を作りたくないのが目的であれば、市民農園程度でもよい。(生産性は考えない)
- <意見>
- 商工業に関することは商工会議所、農業に関することは農協。比率的には農業の方が少ないのに、なぜ、農業特区なのか。商工業業者には理解できない。
- 連携策を見出したい。
- 特区区域内の土壌調査(何の栽培に適した土壌なのか)を行ったか。
- 行っていない。
- 「道の駅」建設について検討したか。
- 道の駅は山北・箱根にあり、これ以上県下には増やせない(県の回答)。
- 施設建設等について会議所・農協・財団に仕掛けはしないのか。
- 行っている。
- <意見>
農業は税制や建築基準法等も絡み、農地法だけで成り立ってはいない。
農業に関連する建築物も緩和されるべきである。
「荒廃地 ザ ストップ」を考えるべきである。
金融面は非常に厳しい。
農協の対応…特定法人は農業者でないので融資不可
商工中金の対応…農業者への融資は不可
- <意見>
- なぜ、農業特区をしなければならなかったのか。どんな経過による企画なのか。
- 構想策定時点ではあまり論議されなかった。
市は平成10年度に農業公園を策定したが場所が難しかった。
特区により農業公園が全面に出せるのではないかと考えた。
- 【意見交換によるまとめ】
- (1) 事業化に向けては法的規制が多い。
- (2) 特区での事業化は難しく、市民農園程度が可能な範囲内。
- (3) 採算性は厳しい。
- (4) 農業公園建設を名目に産業廃棄物撤去を図る。
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