- 日 時 平成16年4月20日(火) 午後6時15分~8時30分
- 場 所 商工会館 役員会議室 (新館4階)
- 定例会の概要
- テーマ
- 「市町村合併に関する意見交換会・・・方向付け‐1」
- (1)意見交換会
- ○市町村合併について
- 行政サイドの話として相模原市における任意合併協議会がスタートした。1市3町で議員4名づつ、相模原は他にJCから1名、会議所は会頭が委員となっている。都市研として情報が欲しいので参加希望をしたが、市はまちづくりビジョン会議は公募だけでやる予定で現在60名集まっており団体には呼びかけない個人ならOKとの事、但し情報は市事務局サイドから流してくれる。(まちづくりビジョン会議代表者が任意合併協議会に入る)
- 今回の合併は、国の財政が危機的な状況にある中地方に税源を委譲して自立を促す事を目的に行うもので、3,100強の自治体を1,000位にまとめたい方向。アメとムチがあり来年3月までに法定協議会を設立すれば向こう10年間は今まで通りの交付税を出すということ、昭和の大合併に続くものだが今回よりおいしいアメはない。神奈川としては湘南市の話も流れ合併の風は余り吹いていないが、地方では死活問題となっている。
- 今年は1市3町全部で選挙があり、方向性が変わってくる可能性もある。
- ○合併の方向付けについて
- 行政が考える事とは別に、都市研の方向性は色々な夢を打ち出して行く
- 産業界から独自の視点で調査・研究した成果を自立都市に向けた考えで公表していく団体は都市研以外にない。それをどういう形でやっていくかみんなで考えるというもの。 役人やシンクタンクの人間に出来ない事を考えてみる、そこからメリット・デメリット論も出てくる
- 責め方は色々あって良い、捕まえやすいところから調査してみる。今予想もつかない事も出てくると思うので調査のキーワードは決めずにフレームワークはゆるいものとし意見を沢山出して頂く
- 相手が求めているものと、こちらが考えている事の相違点が解るだけでも成果と言える
- 場を作って実現性のあるものが見つかれば良い、取り合えずスタートする事が重要
- 行政的なこと以外のことを考える時埋める部分がないと続かない。仙台が合併した時は産学官が一体となって近辺から大きな吸収力を持つ中核市を創ることに夢のある色々な提案が出来た。相模原市はそれがないが画期的な交通網や水の利用などをも考えれば行政と違ったことが出来るのでは、それがないと報告書が出来ない
- ラジオ放送を企画しているので、創造力を振り絞って考えて頂きたい
- 経済人や産業人、役人が考えることをしていっても何も面白くない
- 今回の合併は来年3月で終わるわけではない、相模原のまちとして近隣を吸収していくような逆転の発想をして横浜・川崎よりもどんどん大きくしていく考えもある、そのうち町田もくっついてくるかも(町田市民は県民にはなりたくない)
- 相模原、津久井4町も城がなかった、城でも創って博物館などにしても良い
- 昔相模原は絹が有名だったが面影がない、そういうことも企画できる
- ロマンを語っていかないと都市研の役割が出てこないのでは
- 「どんな街がいいですか、どんな街にしたいですか」のキーワードで良い、調査することによって具体的な表現が出てくる
- 相模原は奥座敷がない、津久井4町の広大な緑を含めるとその役割が出来る。夫々の子供たちも交流ができ、その土地の持った自然を活かした地域交流が出来る。メリット性も出てくる我々が提案していけば良い
- 産業界から見た提案や農業特区を活かした提案等、描き方は色々ある
- さがみの国としてまとまろうはどうか
- 津久井4町の人のつながりは良いが食っていくのは大変、相模原はその逆
- 文化の切り口で相模原との繋がりを考えていっても良い
- ○市町村合併について
- (2)具体的活動について
- 4月~9月は各町の調査やキーワードの抽出、9月に意見交換を行い10月~11月でキーワード整理、12月からまとめに入り2月に報告書をまとめる方向
- 参考となる市への事例研究は調査した4町の方と一緒に行きたいので、10月頃が良い
- 調査レベルはそのまちの面白さやキーパーソン、特徴を掘り下げていくことで良い結果が出るのでは
- 潜在的なそのまちの持っているポテンシャルの抽出は時間的に難しいのでは
- 調査は定例会だけでは足らなければ、土曜日に全員で城山歩こうの提案でも良い
- 各市町村に共通質問を投げかけた方が良いのでは、1つの雛型を渡しておいたほうが良いのでは
- 内容は担当にまかせるが、役員会で調整は行う
- 報告書は誰かに応援してもらう事も必要なのでは
- 4月~9月は各町の調査やキーワードの抽出、9月に意見交換を行い10月~11月でキーワード整理、12月からまとめに入り2月に報告書をまとめる方向
- (3)その他
- 4月26日から毎週FMさがみで放送。収録は2回分まとめて行い月2回収録、出演者は毎回2~3名位、1年間で皆さんに参加して頂く予定。
- 内容のリニューアルを行う。
- (1)意見交換会
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